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「世界モスキートデイ2017」イベントを今年も長崎大学熱帯医学研究所で開催 新設「大人の蚊学講座」で文学界の蚊学者、椎名誠氏講演

8月20日は、蚊がマラリアを媒介することが発見された日にちなみ「世界モスキートデイ」と呼ばれています。

長崎大学ではこの世界モスキートデイに向け「世界モスキートデイ2017」として6月10日〜8月4日の間3回に分けてイベントを開催します。
昨年までの子ども向け講座に加え、今年は新たに大人向けに「大人の蚊学講座」を開設。6月10日(土)同講座では「蚊」「蚊学の書」の著書でもある作家・椎名誠氏、蚊および蚊がもたらす病気の専門家である国立感染症研究所・沢辺京子氏、東京慈恵会医科大学・嘉糠洋陸氏の3名をお招きし「わたしの“蚊のはなし”」のテーマのもとそれぞれの講演を、さらに同氏らをパネラーとし「みんなの“蚊のはなし”」をテーマにパネルディスカッションを実施します。

現在、デング熱やジカ熱など、蚊が媒介する病気は主に熱帯地域において重大な健康問題を引き起こしています。国際化に伴いヒトやモノの移動が急速に進む現代社会においては、熱帯地域のみならず、感染症の影響は世界中にあっという間に拡散します。日本国内においても、これら蚊が媒介する病気の流行が懸念されています。

これから蚊の活動が活発になるシーズンを迎えるこの時期に、参加者が「蚊」および「蚊がもたらす病気」について楽しく学び、さらなる興味を持つことができればと考えています。

さらに夏休みには、今年も子ども向けイベント「親子蚊学入門」「子ども蚊学教室」を開催します。

子ども向けイベントの詳細は追ってお知らせします。

世界モスキートデイ2017概要
※クリックすると講座概要がご覧いただけます。


【主催】
長崎大学熱帯医学研究所フィラリアNTD室  [ディレクター:一盛和世]

【イベントのお問い合わせ先】
長崎大学熱帯医学研究所フィラリアNTD室 ?095-819-8589
(担当:馬場由妃子)yukikobaba*nagasaki-u.ac.jp
(*を@に変えてください。)

 

 

 

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