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公益財団法人結核予防会と連携講座協定調印式を挙行

 

10月1日、長崎大学と公益財団法人結核予防会は、大学院医歯薬学総合研究科新興感染症病態制御学系専攻に連携講座「酸菌感染症学講座」を開設することとし、9月10日、本学事務局にて協定書の調印式を執り行いました。

結核予防会は、昭和14(1939)年に設立された法人で、現在、我が国唯一の結核に関する総合的な専門研究機関である結核研究所と国から結核医療に関する高度専門施設の指定を受けている複十字病院等を有する機関です。

結核は、近年、先進国においては再興感染症として、開発途上国においては世界の三大感染症の一つとして、地球規模で猛威を振るっており、早急な対策の必要性が叫ばれている疾患であるため、非結核性抗酸菌症とともに、基礎及び臨床に及ぶ広範な結核・抗酸菌症の研究が必要とされています。

この度の結核予防会との連携講座の設置により、地球規模で課題となっている重要なほぼすべての感染症の研究者育成を行うことができるようになり、本研究科が日本で唯一の幅広い感染症人材育成機関となることが期待されます。
左から:長田理事長、片峰学長

左から:長田理事長、片峰学長

記念撮影

前列(左から):
石川所長、長田理事長、片峰学長、小路研究科長
後列 :部局長ほか関係者