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長崎大学留学生センターサマープログラム2013実施の報告

  長崎大学留学生センターでは、8月19日から8月27日の日程でオランダのライデン大学日本語学科に所属する学生13名の参加を得て「長崎大学留学生センターサマープログラム2013」を実施しました。


滞在中は、日本語の授業をはじめ、日蘭交流や日本のアニメに関する講義を受講しました。また、日本の文化を直接体験するクラスでは、これまで書物やインターネットでしか見聞したことのなかった茶道や着物の着付けを通して日本人のものの考え方や風俗・習慣に対する理解を深めました。

更に、浜屋百貨店での研修では、接客の仕方やラッピングの実習を通して日本人の細やかな心遣いやおもてなしの心を学びました。雲仙・島原にも出かけ、長崎の雄大な自然や温泉、そして島原名物の「寒ざらし」作りを楽しむとともに、普賢岳の噴火から20年余に亘る復興の道のりも学習しました。


この他、長崎大学の学生サークル「アミーゴ」のメンバーと一緒に日蘭交流の足跡を探しながら長崎市内を散策したり、学生サークル「突風」のメンバーから「よさこい」を習ったりして、友情を深めました。参加者の半数ほどがライデン大学のよさこいクラブのメンバーであったため、練習は熱気を帯びていました。「突風」の練習を見学したり、ライデン大学で使用するはっぴを特注したりするなどして、よさこいに対する情熱が一段と高まったようです。

これからも連絡を取り合って、一過性では終わらない交流が今後の日本とオランダの友好関係を促進してくれるものと大変頼もしく感じています。


今回で2回目となる長崎大学留学生センターサマープログラムは、日本語を履修している学生に対し、短期の日本滞在を通して日本語の学習を促進するとともに、日本の文化・社会を直接見聞する機会を提供することを目的としています。

(平成25年8月  研究国際部国際交流課)

 









 

 

 

正門前

正門前で

 

着付け後

着物着付けレッスン