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透析中の患者誘導迅速に,血液浄化療法部で避難訓練

9月17日,血液浄化療法部で地震を想定した避難訓練を実施し,他部署からの応援を含む職員14人が参加しました。この避難訓練は,特殊器械をつけている透析中の患者さんをいち早く安全な避難場所に誘導するため,病院全体の避難訓練とは別に,部内独自に毎年実施しています。

17時00分,震度6の地震が発生したとの想定で,透析中の模擬患者役の職員5人に対し,司令塔の医師の指示のもと,透析従事職員4人が車椅子やストレッチャーで誘導・搬送し,10分32秒で全員を所定の場所へ避難させました。いつ余震が来るかわからない状況の中,安全な透析離脱のために,特殊器械の操作を迅速且つ冷静な対応で行うことが必要です。特に,患者さんへ安心してもらうための声掛けとスタッフ間で確認の声掛けは重要です。
緊迫した時間の中,職員一丸となり訓練に取り組むことが出来ました。
長崎の災害拠点病院として,これからも継続していきたいと思います。

模擬患者を誘導する職員

模擬患者を誘導する職員