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長崎平和大学を開催しました

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。

11月8日、長崎平和大学(長崎県民と長崎地域の新入留学生、日本人学生に対する平和学習及びバスハイク)を開催しました。

本事業は公益財団法人中島記念国際交流財団助成を受けて、平成21年度から年2回実施しています。第12回となる今回は、日本を含む27カ国・地域からの学生289名の参加がありました。

午前中は、長崎大学中部講堂で計屋道夫さんをお迎えして、ご家族とご自身の被爆体験や、原爆投下後の人々や町の様子について写真を見ながら、お話を聞きました。またアメリカ、中国からの留学生より、平和のためにどのような活動をしていますかという質問や平和学習の大切さを学んだという意見が出ました。

午後は平和案内人(ボランティアガイド)の説明を受けながら平和公園、原爆落下中心地等の被爆遺構を巡り、原爆の悲惨さや平和の大切さを実感しました。その後、長崎原爆資料館、長崎歴史文化博物館を見学しました。

長崎歴史文化博物館では、江戸時代の奉行所を再現した時代劇を見るなど、長崎の文化・歴史について学びました。

今回参加した学生たちは、長崎のことや平和の大切さを学ぶ良い機会になった、今後もこのような活動を続けてほしいと語っていました。


被爆体験講話(長崎大学中部講堂)

被爆体験講話(長崎大学中部講堂)

平和公園での見学

平和公園での見学

防空壕跡の説明を聴く学生

防空壕跡の説明を聴く学生

原爆落下中心地の見学

原爆落下中心地の見学