2014年11月25日
近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。
11月11・12日の両日、長崎大学主催による国際シンポジウム”Human Impacts on Oceanic Environment, Ecosystem, and Fisheries”が長崎市内で開催されました。本シンポジウムは、アジア・オセアニア海域において人間活動による海洋環境、生態系および漁業への影響について議論し、今後の対策と適応策を探ることを目的として企画されました。長崎大学高度化推進経費、JST-MOST研究交流[気候変動]、文部科学省特別経費”Sustainable Aquatic Food and Environment Project in the East China Sea”、重点研究課題”Research Initiative for Adaptation to Future Climate Change”、水産・環境科学総合研究科、国際連携研究戦略本部および水産学部からの支援を受けて実施したものです。これらの経費で、ベトナム、バングラデシュ、マレーシア、オーストラリア、韓国、台湾から計16名を招聘、このほか自費による海外からの参加者が5名(中国1名、香港2名、マレーシア2名)と、アジア・オセアニア各国から気鋭の研究者が参加しました。 |
シンポジウム後の記念撮影
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