長崎大学では，１１月１０日から１１月１４日までの５日間，「平成２６年度九州地区国立学校会計事務研修」を文教キャンパスで開催しました。
この会計事務研修は，九州地区の国立大学法人及び高等専門学校等の職員で会計事務の初任者を対象とし，財務会計に関する基礎知識を習得することを目的としたもので，１９機関から推薦された８９名が受講しました。
今年度の研修では，文部科学省大臣官房会計課第一予算班の吉野第一係長による「文教予算」，高等教育局国立大学法人支援課総括係の中村主任による「国立大学法人等を巡る最近の動向」，大臣官房会計課総務班の片山企画渉外係長による「予算執行に係る諸制度等」，研究振興局振興企画課競争的資金調整室の坂野指導企画係長による「研究費不正使用」，長崎大学核兵器廃絶研究センターの中村准教授による「核兵器のない世界を目指して」，監査法人の講師による「国立大学法人会計基準」，「組織における内部不正」などの講義・講演が行われました。
施設見学では，長崎原爆資料館と長崎歴史文化博物館を見学し，研修生は施設の説明に興味深く聴き入っていました。
また，「会計業務の改善」，「日常業務における課題」をテーマに行った２回の班別討議では，各機関における現状や課題について活発な意見交換が行われ，各班とも限られた時間内にプレゼンテーションソフトを使用して発表資料を作成し，討議結果を発表しました。
研修生は、５日間の研修を通じて他大学等の職員と交流を深め、有意義な研修となりました。

集合写真
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