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長崎大学リレー講座2014『On the GLOBAL STAGE~グローバルに活躍する力~』を開催

近 年,社会の多様化に対する認識が高まるにつれ,何らかの障害のある人も障壁なく社会に参画できる機会が担保されるよう,様々な動きが見受けられます。そこ で長崎大学では,障害のある学生が,より平等かつ公平な教育を受ける機会を実現すべく,平成25年8月1日付で『障がい学生支援室』を設置しました。
ま た、平成24年12月に「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」がまとめられ,高等教育段階における障害のある学生への修学支 援について提言されています。平成25年6月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が公布され,障害を理由とする差別の解消の推進が求め られています。
今後,長崎大学は障害のある学生に対してより積極的に支援するために学内体制を整備し,学生のみならず支援に携わる教職員への支援も行いつつ,障害のある学生も心地よく勉学できるコミュニティの構築を目指して参ります。
並行して,外部団体や組織との連携を図りつつ,修学のみならず,入学や就職活動においても配慮並びに支援を充実していく所存です。
ついては,高等教育段階における障害のある学生への修学支援について,我が国の現状や動向及び米国での状況を理解し,今後の長崎大学における修学支援を充実させることを目的として別紙のとおり記念講演会を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内いたします。

長崎大学は10月6日から12月8日まで、今年で5回目となる長崎大学リレー講座を開催しました。本講座は地域に開かれた大学として、大学の公開講座などでは通常取り上げることの少ないマクロな見方を提供するために、毎年一つのテーマを決めてリレー形式で連続講演を実施しているものです。

地域に開かれた大学、長崎の知の拠点として、長崎大学教職員、長崎大学生だけでなく、県内外の市民にも広く告知しており、平成22年度の第1回目から延べ1万3千名を超える方にご参加いただきました。また、その6割以上が一般の参加者で占められており、地域の方へも長崎大学の秋の行事として定着しています。

今年度は女性の活躍する社会を念頭に、『On the GLOBAL STAGE~グローバルに活躍する力~』と題し、世界を舞台に活躍する6人の女性講師陣をお招きしました(評論家の金美齢氏、指揮者の西本智実氏、東京理科大学教授の黒田玲子氏、元スピードスケート選手の岡崎朋美氏、経済同友会副代表幹事の橘・フクシマ・咲江氏、法政大学総長の田中優子氏)。世界をリードする講師陣から貴重な話が聴講でき、また質問できる機会とあって、延べ2700名の方にご参加いただき、会場とも活発な質疑がなされるなど、大盛況のうちに幕を閉じました。

来年度以降も、長崎地域の知の拠点としての役割を果たす一助となるよう進めていく方針です。

熱心に質問を行う参加者

熱心に質問を行う参加者

 来場者へ挨拶を行う片峰学長

来場者へ挨拶を行う片峰学長