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工学研究科山本郁夫教授らの研究グループが海洋ロボットによる浮体式洋上風車海中下のリアルタイムモニタリング・撮影に成功

2015年10月3日、工学研究科山本郁夫教授らの研究グループは、長崎県海洋エネルギー実証フィールドにて、開発した海洋ロボットの浮体式洋上風車海中下での潜水実験を行い、浮体構造物や海中チェーンの状況や風車回りの魚の群生状況のリアルタイムモニタリングと水中映像撮影に成功しました。

特に、従来困難とされていた浮体コーン部最下部底面(水深76m)を下から撮影することに成功し、開発したロボットの性能の高さと有用性を洋上風車関係者から高く評価されました。
さらに、洋上風車のまわりに魚が多く集まっていることも確認でき、構造物状況診断のみならず周辺の環境調査にも海洋ロボットが役立つことが確認できました。

 

 

 

 

 

 

洋上風車浮体コーン部最下部のリアルタイムモニタリング

洋上風車浮体コーン部最下部のリアルタイムモニタリング

五島椛島沖浮体式洋上風車

五島椛島沖浮体式洋上風車

海洋ロボットで撮像の洋上風車回りの魚たち

海洋ロボットで撮像の洋上風車回りの魚たち

海洋ロボットと実験メンバー集合写真

海洋ロボットと実験メンバー集合写真
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