HOME > NEWS > 詳細

News

ここから本文です。

「長崎の鐘」贈呈式を挙行しました。(医歯薬学総合研究科学術協力課)

「長崎の鐘」贈呈式を挙行

「長崎の鐘」の除幕 松山医学部長(左)による記念プレートの贈呈
「長崎の鐘」の除幕 松山医学部長(左)による記念プレートの贈呈

10月13日,医学部において,医学部有志によるアンリ・デュナン博物館(スイス連邦ハイデン)への「長崎の鐘」(レプリカ)の贈呈式を挙行しました。
これは,2006年(平成18年)11月,当時WHOジュネーブ本部へ派遣出向中の山下教授(現医歯薬学総合研究科長)が,赤十字の創始者であるアンリ・デュナンを記念して設立されたアンリ・デュナン博物館から,2010年にアンリ・デュナン没後100年を迎えることを記念し,平和希求の象徴として「長崎の鐘」の寄贈を直接求められたことが契機となったものです。
その趣旨に医学部有志が賛同し,河野前医学部長(現病院長),故久松シソノ永井隆記念国際ヒバクシャ医療センター名誉センター長を中心に寄付が募られ,原爆被災からの復興の象徴,そして平和の鐘として「長崎の鐘」を作製し,今回の寄贈に至ったものです。
贈呈式には,アンリ・デュナン博物館から4名の代表者が来訪し,医学部教職員,学生,学外関係者など約100名が出席し,「長崎の鐘」の除幕,記念プレートの贈呈,聖マリア学院の児童による「長崎の鐘」の合唱等の後,最後に「長崎の鐘」の音が披露され,同博物館のジョン・ボォイ氏は「世界共通の平和のシンボルであり,心に響く鐘の音である。」と感動されていました。


(平成21年11月 医歯薬学総合研究科学術協力課)