平成２８年１２月１３日、韓国・ソウルにおいて平成２８年度「大学の世界展開力強化事業（キャンパス・アジア）」の第１回日中韓学長フォーラムが開催されました。キャンパス・アジアは、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバルな展開力の強化を目的に、日本・中国・韓国の大学がコンソーシアムを形成し、学生の派遣・受入を伴う教育連携プログラムを実施する事業です。長崎大学は、工学研究科を事業推進部局として本事業（タイプA-?）に採択されています。

   日中韓の大学の学長・副学長、さらに政府機関や教育関係者らが一同に集った今回のフォーラムでは、プログラムの紹介や3カ国の連携強化に向けた情報交換が積極的に行われました。またフォーラムの中盤に執り行われた事業開始式典では、本学の片峰学長が日本の採択大学を代表してスピーチをされました。本学は、中国の山東大学と韓国の成均館大学校をパートナー校として、「土木インフラ分野」における高度な専門性を身につけた人材を大学院博士前期課程（修士課程）において育成します。片峰学長は、今後本事業の推進を通じて、「アジア高等教育圏形成」に貢献していきたいと抱負を述べられました。

日本学術振興会 大学の世界展開力強化事業　審査結果及び採択事業概要
https://www.jsps.go.jp/j-tenkairyoku/kekka.html