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第18回長崎平和大学を開催しました

2017年11月21日

  平成29年11月11日(土)、長崎平和大学が開催され、日本を含む31ヶ国・地域からの学生計240名が参加しました。長崎大学中部(なかべ)講堂で行われた午前の部では、「ナガサキの少年少女たち」のDVD上映後、爆心地から500メートル地点の城山町で被爆した奥村アヤ子さんが登壇し、当時の自身の体験を語りました。8歳で被爆し、家族の中で一人だけ生き残って苦しみと悲しみを抱えながら懸命に生き抜いた様子を、時に涙をこらえながら語る奥村さんの姿に留学生も強く心打たれたようでした。日本人学生・ベトナム人留学生との質疑応答での、「皆さんも自分に負けず生きてほしい」という奥村さんの言葉は特に印象的でした。
  午前の部終了後は、長崎港の長崎水辺の森公園に移動し、昼食をとりました。天候に恵まれたこともあり、皆芝生や海辺で楽しいひと時を過ごしていました。昼食後は、公園内の各所で様々なポーズを取って写真撮影を楽しむ学生が見られました。
  午後の部では、2班に分かれ被爆遺構巡り(平和公園・原爆落下中心地公園)と、原爆資料館を見学しました。被爆遺構巡りでは、留学生たちが各言語による平和案内人(ボランティアガイド)の皆さんの説明に熱心に聞き入っていました。防空壕跡での説明の際には、一人だけ生き残った少女の話に息をのみ声をあげる学生も見られました。平和祈念像のポーズの意味や新聞記事の切り抜きを使用した説明などもあり、充実したガイドによって多くのことを学んでいました。
  長崎歴史博物館の常設展では、留学生が長崎の海外との古くからの交流を示す資料を熱心に見入っていました。また館内の江戸時代の長崎奉行所立山役所で行われた当時の裁判の寸劇は、多くの留学生が興味深く見学し、日本語がほとんどわからない学生は寸劇の内容を関係者に尋ねていました。皆当時の奉行所の雰囲気を楽しみ、寸劇終了後の出演者との写真撮影のサービスでは留学生が列をなしていました。 

長崎水辺の森公園での昼食風景 平和公園で平和案内人の説明を聞く学生
長崎水辺の森公園での昼食風景 平和公園で平和案内人の説明を聞く学生
原爆落下中心地公園で説明を聞く学生 長崎歴史文化博物館で寸劇の出演者と写真撮影
原爆落下中心地公園で説明を聞く学生 長崎歴史文化博物館で寸劇の出演者と写真撮影
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