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第9回医学部医学科FDを実施しました。(医歯薬学総合研究科学術協力課)

第9回医学部医学科FDを実施

FD会場の様子

FD会場の様子

8月27日,28日の両日,医学部良順会館において第9回医学部医学科ファカルティ ディベロップメント(FD)「PBLテュートリアルデモンストレーション」を実施しました。
より良い医学教育を目指し,全国規模で様々な医学教育改革が進められ,少人数教育,学生参加型,問題解決型教育が推進されている中,医学部医学科でも平成15年より,5年次にPBL(Problem-Based Learning)テュートリアルを導入しています。本学のPBLテュートリアルは各教室,各教員の工夫により実施されており,毎年新任教員も担当していることなどから,今回のFDは,PBLテュートリアルについての理解をより深め,教育現場に活かすことを目的としています。
今回は,東京女子医科大学から吉岡俊正教授を講師として招き,「テュートリアルの概念と実践」と題したPBLテュートリアルの実施法,効果等についての講演が行われました。
また,東京女子医科大学から参加した4年生4名の学生と,本学の4年生2名を交え,PBLテュートリアルのデモンストレーションを二日間(各半日)にわたって行いました。
二日目には,参加者がグループに分かれて,「長崎大学医学部版PBLテュートリアルの構築」というテーマでワークショップを行い,全体でその結果報告を行いました。
参加者に対するアンケート調査の結果によると,このFDがPBLテュートリアルについての理解に役立ったばかりでなく,本学のカリキュラムについて考えるきっかけともなったことが伺われ,これからの医学教育に寄与することが期待されます。

(平成21年9月 医歯薬学総合研究科学術協力課)