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医歯薬学総合研究科は、長崎県こども政策局と「児童虐待事案等における長崎大学と長崎県との連携・協力に関する協定」を締結しました。

 

  長崎大学と長崎県は、3月26日(木)に長崎県庁で「児童虐待事案等における長崎大学と長崎県との連携・協力に関する協定」を締結しました。

  医歯薬学総合研究科法医学教室では、平成19年から、長崎県が実施する児童虐待の通告等を受けた児童の身体状況にかかる因果関係の究明、検証 、児童相談所職員や市町職員への研修等に協力してきましたが、今回の協定締結によって,より積極的に関与することができるようになるとともに、医学部生,歯学部生に児童虐待を疑うことのできる医師,歯科医師の養成にも繋がることが期待されます。

  調印後、園田 俊輔こども政策局長からは、すべてのこども達が夢と希望をもって健やかに成長できる社会の実現のため,関係者と一体となって取り組んでいきたいと述べられました。

  また,川上 純医歯薬学総合研究科長からは、児童相談所と長崎大学が連携して児童虐待に対応するという姿勢を社会に発信することで,少しでも児童虐待の抑止につながればこの協定の意義がさらに大きなものとなると述べました。



園田 俊輔長崎県こども政策局長(左)と川上 純研究科長(右)

質疑に応答する長崎こども・女性障害者支援センターの柿田多佳子所長(左)と医歯薬学総合研究科法医学分野の池松 和哉教授(右)