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「環東シナ海国際協同研究推進に関する協議会」を開催しました。(環東シナ海海洋環境資源研究センター)

「環東シナ海国際共同研究推進に関する協議会」を開催

協議会参加者

協議会参加者

3 月17 日から18 日の両日,長崎大学重点研究課題の一つ「東アジア河口域環境・資源回復研究拠点」が主催し,環東シナ海海洋環境資源研究センター,水産学部,生産科学研究科の共催で,標記の協議会を開催しました。
この協議会は,上海海洋大学から5 名,台湾海洋大学から6 名および済州大学校から1 名を招聘し,本学からは同センター,水産学部,工学部,環境科学部から計23名が参加しました。
17 日には,小路副学長による開会の挨拶に続き,各大学で行われている海洋・水産関係の研究活動が紹介されました。またこれを受けて,研究情報の共有化,共同研究体制の構築等について協議し,今後東シナ海の環境と資源に関する国際共同研究を発展させていくためのいくつかの提案がなされました。
18 日には,各大学が行っている学生の国際化のための様々な活動の紹介があり,各大学間での学生交流の活性化についての協議が行われました。上海,台湾,済州の各大学ともにデュアルディグリーを初めとして様々な国際教育のプログラムを行っており,本学での教育の国際化に非常に参考になる情報の提供がありました。またこれらの大学に交流の歴史が深い琉球大学を加えて各国の学生が一堂に会するサマーコースを開いてはどうかという提案がだされ,今後実現に向けて協議していくことに合意しました。
この協議会を通して,各大学の部局を代表する方々と親密な交流を通し,共同研究の体制作りと学生交流について具体的な話し合いがされたことは,本学における海洋・水産の研究をさらに発展させていくための貴重な機会になりました。


(平成21 年3 月・環東シナ海海洋環境資源研究センター)