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長崎大学 情報データ科学部 開設記念式典・シンポジウムを挙行

11月2日(月),学内の文教スカイホールを会場にしてオンライン配信による長崎大学情報データ科学部開設記念式典・シンポジウムを執り行いました。情報データ科学部は長崎大学の10番目の学部として令和2年4月に開設されました。当初6月に予定していました開設記念行事については,新型コロナウィルス感染症の影響により開催の在り方を慎重に検討し,参加者の健康と安全を最優先に考慮した結果,オンライン配信による開催となったものです。

開設記念行事第1部の式典は,河野茂学長の「新学部のミッションは高度情報化社会Society 5.0の実現です」旨の開会挨拶から始まり,文部科学省高等教育局長祝辞を吉田光成専門教育課長が代読し,長崎県選出国会議員及び長崎県知事の祝辞があった後,西井龍映情報データ科学部長が学部の概要を紹介し,「長崎大学が目指すプラネタリーヘルス(地球の健康)の実現に向け,情報データ科学部はSDGs(持続可能な開発目標)で貢献したい」と抱負を述べました。最後に,同学部1年次生の林田昂己君が未来国会2020「もしあなたが日本の総理大臣ならば」との設定で開かれた政策提言コンテストに2名の水産学部生とのチームで挑戦し,全国508チーム中で最優秀賞を獲得した成果を発表しました。これは1年生の授業「実社会課題解決プロジェクト(PBL)」での活動を活かした結果です。

次いで第2部のシンポジウムでは,大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 統計数理研究所の椿広計所長から「統計科学からデータサイエンスへの進化の設計とその将来」と題した講演と,日本電信電話株式会社の川添雄彦常務執行役員・研究企画部門長から「限界打破のイノベーションIOWN構想について」と題した講演があり,オンラインからも質問がありました。出席者はオンライン出席も合わせると184名を数え,盛会裏に終えることができました。

開会挨拶を述べる河野学長
開会挨拶を述べる河野学長
高等教育局長祝辞を代読する吉田専門教育課長
高等教育局長祝辞を代読する吉田専門教育課長
学部の概要を紹介する西井学部長
学部の概要を紹介する西井学部長
PBLの成果を発表する林田君
PBLの成果を発表する林田君