株式会社ANA 総合研究所による産官学連携講義を実施しました

2020年11月18日（水），株式会社ANA総合研究所による産官学連携講義「地域創生と観光」の最終回が実施されました。
この産官学連携講義は，2018年12月に締結した本学と株式会社ANA総合研究所との包括的連携協定に基づく教養教育の授業で，長年地域活性化に取り組んできたANA総合研究所の取組事例と経験者談，グループワークを交え，地域の課題及び観光を中心とした地域活性化を学習する内容となっています。

最終回では，受講生が7つのグループに分かれ，各グループが考えた「若い世代（18歳〜20歳代）の観光客増加につながる長崎市内の1日観光コース」を発表し合いました。
若い世代を対象としたことで『インスタ映え』に注目するといった共通点がある中で，長崎の特色を詰め込んだコース，『女性』や『写真撮影目的の旅行者』などターゲットを絞ったコース，『徒歩』や『路面電車』に移動手段を限定したコース，『歴史』『異文化』『平和』など学ぶテーマを定めたコースといった様々なアイデアが紹介されました。

担当講師であるANA総合研究所主席研究員 岡村克彦先生は，今年度の授業について「コロナ禍の中でリモートでの授業を余儀なくされ，十分なグループワークができない中，何とかゴールできました。受講生の皆さんはこの講義の意図を汲んでくれており，十分合格点を取れたと思います。残りの学生生活で，是非失敗しながら学び，『考える力』『前に踏み出す力』『チームで取り組む力』といった社会人基礎力を身につけて欲しい。」と振り返りました。

「地域創生と観光」は，2021年度も開講される予定です。

（参考）ANA総合研究所との包括的連携に関する協定の締結式に関するニュース
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news2806.html

観光コースを発表する受講生

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