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経済学部徐陽教授の研究課題“マテリアルフローコスト会計の有効性に関する分析”についてメルコ学術振興財団より助成されることになりました

経済学部徐陽教授の研究課題“マテリアルフローコスト会計の有効性に関する分析”について『公益財団法人メルコ学術振興財団』2020年度「第二次研究助成」に申請し、研究助成されることとなりました。[1]この助成は日本企業で実践されている優れた管理会計実務の定式化、又は理論化を目指す研究に対する助成等を通じて、わが国の学術及び文化の向上発展に寄与することを目的にしています。

徐教授は、マテリアルフローコスト会計(Material Flow Cost Accounting:MFCA)に関して、すでに同財団から2019年度に助成を受けており、企業にMFCAを定着させるためには、他の経営手法(Life Cycle Assessment、Corporate Social Responsibilityなど)と結びつけて、企業の生産性向上に役立たせる必要があることを明らかにしています。今回の助成期間は1年で、上記研究を展開し、MFCAを中国で定着させるためには、どのような経営手法と組み合わせたらよいかを、効率性分析の手法である包絡分析法(Data Envelopment Analysis:DEA)の結果と、定量分析と定性分析との比較を通じて明らかにしようとするものです。

なお、この研究について強固な成果を出すために、同学部の丸山教授(専門はオペレーションズリサーチ)および本学経済学研究科生の朱玲さんが研究協力者として参画しています。

丸山教授(左)、徐教授、朱さん

左から丸山教授、徐教授そして朱さん
(片淵キャンパスにて撮影)

研究助成金交付書
研究助成金交付書

[1] メルコ学術振興財団2020年度第二次研究助成 http://melco-foundation.jp/apply/research/5570/