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「第3回 ECSERシンポジウム Marine Ecophysiology」及び「第15回魚類生理学研究会」を開催しました。(環東シナ海海洋環境資源研究センター)

「第3回ECSERシンポジウムMarine Ecophysiology」
及び「第15回魚類生理学研究会」を開催

口頭発表の様子 質疑応答の様子
口頭発表の様子 質疑応答の様子

口頭発表の様子

シンポジウム参加者

12月6日と12月7日の両日,文教キャンパス総合教育研究棟において「第3回ECSER(Institute for East China Sea Research)シンポジウムMarine Ecophysiology」及び「第5回魚類生理学研究会」を開催し,40名が参加しました。
ECSER シンポジウムMarine Ecophysiology は,環東シナ海海洋環境資源研究センター発足以前はMRI(Marine Research Institute)シンポジウムとして平成11年から開催しており,海洋生物と環境の関わりについて様々な研究分野からの最新の研究成果を紹介する機会として設けてきました。また,このシンポジウムは,開かれたセンターとして国内外の共同研究体制を推進することを目的の一つとしています。
魚類生理学研究会は,センターの前身である水産学部附属水産実験所があった野母崎で平成5年に第1回を行って以来,広島大学,鹿児島大学,山口県下関の水産大学校などの海洋生物研究者が集まっており,通常の学会とは違う自由な雰囲気の中で魚類生理学研究を発展させるため開催されています。
今回は両者を合同で開催し,12題の口頭発表が行われました。発表内容は,マグロの遊泳,懸濁物質が魚の呼吸と循環に及ぼす影響,マガキの低塩分と捕食の関係,魚類の視覚,海藻と流れの関係,魚類初期発生における活性酸素の産生など多岐にわたり,活発な議論が行われました。
今回は大学院生による発表がやや少なかったことから,今後は若手研究者の参加を促し,さらにECSER シンポジウムと魚類生理学研究会の発展を図っていきたいと考えています。


(環東シナ海海洋環境資源研究センター)