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第4回日本バイオロギング研究会を開催しました。(環東シナ海海洋環境資源研究センター)

第4回日本バイオロギング研究会を開催

一般講演の様子 ポスター発表の様子
一般講演の様子 ポスター発表の様子
シンポジウム講演の様子 勉強会の様子
シンポジウム講演の様子 勉強会の様子

11月15日から16日にかけ,坂本キャンパス内にある良順会館において,第4回日本バイオロギング研究会を開催しました。
本年度の研究会には52名の参加があり,初日はポスター発表を含む一般講演と,「環境変動と大型海産魚類の応答:バイオロギングの貢献と課題」をテーマとしたシンポジウム講演が行われました。
その後の質疑応答では,近年急速に変わりつつある海洋環境の現実を正確に把握し,そこに生息する海産動物の応答,行動変化,資源量変化等を理解する上でのバイオロギングの有効性・必要性などについて活発に論議がなされました。
二日目は,バイオロギング技術で得られる大量の行動データ解析方法に関する勉強会を実施しました。ここでは北海道大学獣医学部の坂本健太郎助教が,自ら開発したデータロガー用解析ソフトを参加者全員に配布し,実際に作動させながらデータ解析について講演を行い,引き続き,統計数理研究所モデリング研究系の島谷健一郎助教が行動データの時系列解析手法に関する講演を行いました。


(環東シナ海海洋環境資源研究センター)