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工学部の高橋和雄教授が「平成20年度防災功労者防災担当大臣表彰」を受彰しました。(工学部)

平成20年度防災功労者防災担当大臣表彰を受彰

工学部 高橋和雄教授 平成20年度防災功労者防災担当大臣表彰 賞状 平成20年度防災功労者防災担当大臣表彰
工学部
高橋和雄教授
   

工学部社会開発工学科の高橋和雄教授は,「自然災害に関する防災体制の整備について特に顕著な貢献をしたこと」により,9月5日,平成20年度防災功労者防災担当大臣表彰を受彰しました。
自然災害についての認識を深めるとともに,これに対する備えを充実強化することにより,災害の未然防止と被害の軽減に資するため,毎年9月1日の「防災の日」とこの日を含む1 週間の「防災週間」が設けられており,この週間において,防災知識の普及のための講演会,防災訓練の実施,防災功労者の表彰等の行事が実施されます。同表彰は,日頃から防災に関し,防災思想の普及又は防災体制の整備に尽力,あるいは,災害時における防災活動に顕著な功績のあった個人又は団体を防災担当大臣が表彰するものです。
今回の表彰は,1982年の長崎豪雨災害以降,1990〜1995年雲仙普賢岳の火山災害,1993年鹿児島豪雨災害,1995年阪神淡路大震災,2005年福岡県西方沖地震など14の災害について,情報伝達,避難行動,都市災害,ライフライン,被災者対策,復興対策の発災から復興に至るまで,詳しく調査して報告書,論文などにまとめることで,地域防災計画,復興計画,被災者の生活再建などに反映させるとともに,国レベルの防災対策や住民の啓発,災害科学や火山工学などの学問の進歩に大きく貢献したことによるものです。また,国,県,市町,財団等の委員を務め,委員会活動を通じて,調査結果を防災対策の立案,地域防災計画の修正,防災アセスメント,復興対策などに反映し,防災体制の整備に多大に貢献したことが評価されました。
なお,表彰式は,同日,内閣府(東京都千代田区)において行われました。


(工学部)