長崎大学では1月28日，業務改善提案公募の審査会を開催しました。

　業務改善提案公募は，職員の業務改善に関する意識を喚起するとともに，改善提案の実現に努め，継続的に業務改善に取り組むことによって業務の効率化や質の向上を図ることを目的に，今年度から実施されたものです。平成22年11月から12月の約2ヶ月間，全事務職員を対象に業務改善提案を公募した結果，募集期限までに69件もの業務改善提案の応募がありました。

　審査会では，理事（5名），監事（2名），事務局長及び部長（8名）から構成されるＡグループと外部有識者（立命館アジア太平洋大学の塩田邦成事務局長），学内民間経験者（2名）及び学内公募審査員（11名）から構成されるＢグループに分かれ，各グループにおいて，効果，問題意識，実現可能性等の観点に基づいて第一次審査（書面審査）及び第二次審査（ヒアリング，合議審査）が行われました。

　2月7日，学長による最終審査が行われ，それまでの審査結果を踏まえて，最優秀提案1件，優秀提案2件，優良提案3件，そのほか採択提案24件が決定されました。

　なお，採択提案（最優秀提案等を含む。）は4月以降担当部署において実施されるとともに，最優秀提案，優秀提案及び優良提案の提案者には学長より表彰状が授与される予定です。

◇最優秀提案
・旅費の定額化

◇優秀提案
・公募方式による自動販売機の設置
・給与支給業務の電子化

◇優良提案
・複写機の包括契約による業務改善と経費削減
・長崎大学ＩＴ応援隊(学生による初年時学生への情報
　リテラシーサポーター)　創設
・旅費センター設置による事務簡素化及び格安航空券
　購入による経費削減

提案者の説明に聞き入る審査員

審査会における質疑応答の様子