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公開シンポジウム「子どもの健やかなそだちのために〜私たちに求められるもの〜」を開催(学生支援部教育支援課)

公開シンポジウム「子どもの健やかなそだちのために〜私たちに求められるもの〜」を開催

講演する江川氏

パネル討論の様子

講演する江川氏
パネル討論の様子

心の教育総合支援センターでは,10月23日に中部講堂において公開シンポジウム「子どもの健やかなそだちのために〜私たちに求められるもの〜」を開催しました。
公開シンポジウムは2部構成で行われ,まずはじめに片峰茂学長の挨拶がありました。
第1部は,管原正志センター長から「センターのこれまで」と題した当該センターの6年に及ぶ活動の概要報告があり,続いてフリージャーナリストの江川紹子氏による「おとなと子どものための夢の探し方」の基調講演が行われました。
第2部では,はじめに大阪教育大学学校危機メンタルサポーター教授兼附属池田小学校校長の藤田大輔氏から「学校安全教育の立場から」,長崎県人権教育研究協議会会長の田中良彦氏から「人権教育の立場から」,長崎短期大学教授の川原ゆかり氏から「児童福祉の立場から」とそれぞれの立場から問題提起をして頂きました。
引き続き,江川氏を指定討論者に迎え,各パネリストによるパネル討論が当該センターの田中勝則助教の進行によって行われました。市民と学生を合わせた約400名の参加者も加わったパネル討論では「学習支援の現場で発達障害等の子どもたちを前にしてどういう支援が必要か分からない。どうしたらいいですか。」との質問に「あなたのような学生が増えてくれればいい。」との応答がなされるなど,終始活発に意見が交わされ,盛会のうちに終了しました。
終了後のアンケートでは,「子どもを支援するためにたくさんの取組があることを知った。」「私にもできることから,子どもたちのために何か少しでもやっていきたい。」等の意見がありました。子どもの健やかなそだちのために,私たち一人ひとりに何ができるかを考えるきっかけとなったようです。

(平成22年11月 学生支援部学生支援課)