HOME > NEWS > 詳細

News

ここから本文です。

水産・環境科学総合研究科の高尾雄二教授が第18回環境化学論文賞を受賞

 水産・環境科学総合研究科の高尾雄二教授

水産・環境科学総合研究科
高尾雄二教授

 賞状

 水産・環境科学総合研究科の高尾雄二教授は、一般社団法人日本環境化学会より第18回環境化学論文賞を受賞しました。同賞は、前年の2010年に機関誌「環境化学」に発表された原著論文の中から独創的かつ発展性のある論文の著者に授与されるもので、本年、2論文に授与されたうちの一つに選出されました。
 受賞対象となった論文は、2010年Vol.20のp.127-136に掲載された「Contamination of Pharmaceutical and Personal Care Products in Sewage Treatment Plants and Surface Waters in South Korea and their Removal during Activated Sludge Treatment」と題する論文であり、人間活動により環境中に放出される医薬品類に関して河川水、下水処理水中の濃度とそれらの除去率について、微量分析技術を駆使しそれらの詳細を明らかにした内容が評価されました。
 なお、表彰式は6月17日、第20回環境化学討論会総会(熊本県立大学・熊本市)において行われました。