2011年11月09日
11月5日,長崎県内各大学等で組織する長崎地域留学生交流推進会議では,「第6回長崎平和大学〜平和と長崎の歴史を学ぶバスハイク〜」を開催しました。 この長崎平和大学は長崎県内の大学に10月に入学した留学生を対象に長崎への理解を深めてもらうために同会議及び長崎県・長崎市が主催し,財団法人中島記念国際交流財団の助成と長崎県交通局(長崎県営バス)の協力を受けて平成21年度から春・秋の年2回実施しているものです。今回の平和大学には県内6大学から24ヶ国287名の新規渡日留学生が参加しました。 はじめに,留学生は午前中に長崎大学中部講堂にて行われた被爆体験講話に耳を傾けました。今回は,今年の8月から約2カ月間,ロシア第2の都市サンクトペテルブルクにおいて開催された「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」の開会日に「非核特使」として被爆体験を語られた深堀譲治さんを講話者としてお迎えしました。 午後からは平和案内人(ボランティアガイド)の説明を受けながら平和公園,原爆落下中心地等の被爆遺構を見学し,平和への思いを新たにしました。またその後,留学生は長崎原爆資料館,長崎歴史文化博物館を見学し,留学地長崎への理解を深めました。 参加した留学生からは,長崎の歴史と文化が前より理解できた,命の尊さがよくわかった,など多くの意見が寄せられました。 来春には,4月新規来日留学生を対象に第7回目を開催する予定です。 |
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