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長崎大学事務職員ラインケア研修を実施

 平成23年度長崎大学事務職員ラインケア研修を12月5日と15日に、それぞれ中部講堂と医学部良順会館において、実施しました。
 本研修は、平成23年5月27日「事務職員人事システム等改善WG答申」を受けて、主査以上の全事務職員約100名を対象に行いました。

 近年、職場の人間関係や業務量の増加や多様化・複雑化による心理的負荷が原因で、過度なストレスからメンタルヘルスに不調をきたす人が増え、周囲への影響も懸念されることから、メンタルヘルス対策は早急な対応を要しています。また、日頃から部下と接している主査以上の職員による部下職員への適切なケアはメンタルヘルス不調の防止に繋がること、また、部下職員が不調に陥った場合の早期発見・早期対応は重要であることからラインケア研修を実施しました。

 開式にあたり、中部講堂においては中禮裕己総務部長から、医学部良順会館においては執行正一人事課長から、研修の趣旨や部下とのコミュニケーションの必要性等について話があり、続いて各会場において、保健・医療推進センターの田中育美産業カウンセラーから、メンタルヘルス対応の基礎知識と大切な視点、上司である自身のセルフケア等総論について講演がありました。

 今後は、事例を交えながらテーマを絞ったメンタルヘルス研修を実施していく予定です。

研修の趣旨を話す中禮総務部長(中部講堂)
研修の趣旨を話す中禮総務部長(中部講堂)

熱心に聴講する参加者(医学部良順会館)
熱心に聴講する参加者(医学部良順会館)