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「国立大学病院を取り巻く諸課題」と題し文部科学省の平野室長が講演

6月7日,病院は文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室の平野浩之室長を招聘し,「国立大学病院を取り巻く諸課題」と題して講演会を開催しました。
講演会には,医師,看護師,事務職員ら約130人が参加し,平野室長からの現在の予算措置の現状や臨床研究・治験活性化5か年計画などのお話について,約1時間半にわたり聞き入っていました。

また,翌6月8日には河野茂病院長と懇談が行われ,公務員給与減額への対応問題や臨床研修医獲得問題等が話題に上がりました。河野病院長から「本院では研修医や若手医師の教育に力を入れて取り組んでいる。現在,県の支援を受けながら,地域が一丸となって県内に研修医が戻るように対策を考えている」との説明に対し,平野室長は「是非,地域の病院との連携の中で研修医が集まるしくみをつくり出してほしい」と話しました。

懇談後,平野室長は,研修医教育に取り組む医療教育開発センターを?田久之・同センター長の案内で,また,感染症病床などを備える国際医療センターを安岡彰病院長特別補佐の案内でそれぞれ視察しました。
熱心に聞き入る参加者の様子
熱心に聞き入る参加者の様子

国立大学病院の現状について話す平野室長

国立大学病院の現状について講演する平野室長