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魅力ある大学院教育

(1)海洋環境・資源研究実践教育プログラム(平18開始、平17-18 日本学術振興会・魅力ある大学院教育イニシアディブに採択

中心となる専攻
生産科学研究科 水産学専攻(博士前期課程)
生産科学研究科 海洋生産科学専攻(博士後期課程)

取組の内容

 大学院生産科学研究科が、海洋の環境修復と生物資源の回復を目指す研究者養成のために平成18年度からスタートした教育プログラムです。東シナ海・有明海などを対象に海洋環境の悪化や生物資源の枯渇とその回復について、中国・韓国等の国内外の研究者・学生と共に考えていくトレーニングを積むもので、水産学部附属練習船を用いた共同調査と実践的な英語教育を組み込んでいます。

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(2)国際的感染症研究者・専門医育成プログラム

中心となる専攻
医歯薬学総合研究科 新興感染症病態制御学系専攻

取組の内容

 高度な知識と技術を有する感染症研究者及び地球規模で活躍できる感染症専門医育成のため,実習及び海外研修制度を中心とする少人数のコースワークのカリキュラムを導入し、大学院教育の実質化と国際的に活躍できる人材育成を主眼とした独創的教育プログラムを展開しています。

  1. 感染症研究者養成コース
     大学院初年度の学生を主な対象とし、6週間にわたり朝から晩まで実際に実験を行っている若手教員を中心として、少人数でマンツーマンに近い実習を行うインテンシブコースです。研究の入口において、感染症研究者として必要な生命科学の基礎知識の上に最先端研究で使われる生命科学の高度分析・解析機器の使用法を幅広く学ぶことを通し、研究に必要な実践的な能力を身につけることがねらいです。専攻内数教室の教員が指導にあたりますので、教室の壁を越えた幅広い人間関係も構築でき、その後の研究にも大いに役立ちます。
    1. コース:ゲノム及び遺伝子発現解析 核酸調整法、遺伝子発現解析法(real-time PCRなど)、遺伝子クローニング法、シークエンス法、ハイブリダイゼーション法、DNAマイクロアレイ法など
    2. コース:プロテオーム解析蛋白質分離精製法、2次元ゲル電気泳動法、質量分析計の原理と操作法
    3. コース:細胞・組織形態及び機能解析 免疫細胞精製法、フローサイトメトリー、T細胞in vitro培養法、サイトカイン測定法、蛍光顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡使用法
  2. 感染症専門医師養成コース
    感染症疾患全般について基礎的知識、治療・対処法を身につけた感染症専門医、さらに国際的に活躍できる感染症専門医の育成を目指しています。
    1. 臨床感染症学実習
      感染症疾患全般について基礎的知識、治療・対処法を体系的に学ぶことを目指し、臨床検体採取法、培養法、評価法、治療法などを学びます。
    2. 感染制御学実習
      感染症発症前の予防から発症後の拡大阻止まで病院内感染の実際を概観し、院内感染対策の立案・実施ができることを目指します。
    3. 短期海外臨床研修
      日本では診療することの少ない海外特有の感染症の診療を行います。海外連携病院(タイ,フィリピン,ベトナム)で臨床研修を行います。海外連携病院において診療に立ち会い、現地診療スタッフとの質疑応答を行います。地域の診療形態の特異性や社会・経済的背景についても学びます。

    (3)がんプロフェッショナル養成プラン

     平成19年4月に施行された「がん対策基本法」に則り、がん医療に関する専門的な知識及び技能を有する医師及びその他の医療従事者を養成し、九州地区における質の高いがん医療の均てん化を図る。九州を一つの医療圏として、九州大学を中心とした九州13大学、31がん拠点病院、緩和ケア専門病院によるネットワーク(九州がんプロフェッショナル養成協議会)を構築し、行政や医師会と連携して九州全域にがんの医療、情報収集、教育、研究を展開する。各大学は各々のコーディネータを中心に独自の教育プログラムを実施し、優秀な教員の交流や科目の共有により、より効果的かつ効率的な教育を実現する。各大学病院より輩出された本プログラムの修了者は、このネットワークを通じて地域のがん医療の担い手として九州各地に配置する。参画する各大学の構造改革により本プランの趣旨を継続して行うことを前提としている。

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