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東日本大震災・支援活動

福島未来創造支援研究センター

東京電力福島第一原子力発電所の事故から10年

2021年03月15日

   東日本大震災、それに続く東京電力福島第一原子力発電所の事故から10年を迎えました。皆さんは10年目の3.11を、どのように過ごされましたか? 福島第一原発事故後、避難を余儀なくされた福島県双葉郡では約500発の花火が、8つの各町村で同時にあげられました。間隔を空けて丁寧にあげられた花火に、川内村の井出茂さんは「ドン…ドンって音が響くたび、色々なことを思い出した」と話されていました。一方で「3月12日の今日が、一番大変だったんだ…。避難してきた隣の富岡町住民を受け入れて…。」と話され、3.11でひと段落、のように考えていた私はハッとしました。被災をした住民の皆さんにとっては3.11からが、本当の震災だったのです。いつもそうなのですが、被災をされた住民の皆さんはとても考えが深く、私に様々なことを気付かせてくれます。現在、長崎大学が拠点を設置している川内村、富岡町、大熊町では山菜が芽吹き始めています。ぜひ、10年目を機に、たくさんの方が福島県を訪れてくれると嬉しいと思っています。

 

[ 原爆後障害医療研究所 助教 松永 妃都美 ]