長崎大学リレー講座2011 > 第1回
9.11から10年、3.11の衝撃 −
我々は世界及び日本が大きくパラダイム転換する中で21世紀初頭という時代と並走してきた。東日本大震災の衝撃を受けとめて、いま我々は何をどう考えるべきなのか。日本創生、近代主義者としての覚悟、そして今後のエネルギー構想について語る。
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。ワシントン事務所長などを経て、99年三井物産戦略研究所所長、2009年から同会長。また、01年より日本総合研究所理事長、06年同会長、10年同理事長。09年より多摩大学学長。現在、文科省・中教審委員のほか、総務省グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース国際競争力強化検討部会座長などを兼任。04年石橋湛山賞。近著に『世界を知る力』(PHP新書)『時代との対話』(ぎょうせい)ほか。