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TICAD6ポストイベント 「長崎大学アフリカでの50年、これからの貢献。」フォーラム開催

2016年11月12日(土)に、長崎大学医学部記念講堂において、「長崎大学アフリカでの50年、これからの貢献。」フォーラムを開催いたします。

本年は、長崎大学が1966年にアフリカにおいてJICAの前身OTCA (海外技術協力事業団)の依頼を受け、ケニアに医療団を派遣して50年になります。この事業の後、長崎大学はアフリカ各地で熱帯医学研究と技術協力を長年続け、2005年には我が国の大学としては初めてとなる海外研究拠点をケニアに設置いたしました。現在、長崎大学はアフリカにおける研究・技術協力分野を熱帯医学のみならず、歯学、水産・工学など幅広い分野へ広げ活動を続けております。また、本年8月、1993年以降日本政府が主導してきたアフリカ開発会議(TICAD)が、初めてアフリカの大地ケニアで開催されました。長崎大学もこれまでのアフリカでの実績が評価され、TICAD6本会議に参加し、日本の学術界の代表として、アフリカの開発への大学の協力について発言する機会が与えられました。

上記のような事情とアフリカでの活動50周年を記念し、長崎大学はTICAD6ポストイベントとして「長崎大学アフリカでの50年、これからの貢献。」と題したフォーラムを開催することになりました。本フォーラムは、学生はじめ大学関係者のみならず、市民の皆様にも開放し、アフリカにおける本学のこれまでの活動の概要と今後のアフリカでの活動の展望について紹介するものです。また、これを機会に科学技術を通した国際協力に関しても理解を深めていただきたいと考えております。
当日は、ポスター・写真展示によるアフリカでの研究・活動紹介、医療団に参加した医師と看護師による講話のほか、「風に立つライオン」のルーツとも言われるNBC制作「ダクタリ・ジャパニ」の特別上映会も予定しております。

 

1.日時: 平成28年11月12日(土)10時~13時

2.場所: 長崎大学医学部記念講堂(※駐車場有)

3. プログラム:

10:00-10:05 開会の挨拶
10:10-10:40 特別講演「アフリカにおける学術研究・技術協力50年」
                    青木 克己氏(長崎大学名誉教授)
10:45-10:55 ダクタリ・ジャパニ制作説明 
                    長澤 和彦氏(NBCソシア代表取締役社長)
11:00-11:55 ダクタリ・ジャパニ(1972年、55分)上映
12:00-12:20 出演者から若者たちへのメッセージ
                    南 宣行氏  (外科医として昭46年〜昭48年まで派遣)
                    西村 聖子氏 (看護師として昭45年〜昭47年まで派遣)
                    向山 美知子氏(看護師として昭45年〜昭47年まで派遣)
12:30-12:40 長崎大学のTICAD6への参加、今後の展望 
                    片峰 茂氏(長崎大学学長)
12:45-12:50 閉会の挨拶

4.お申込み
電話・ファックス・Eメールのいずれかにてお名前と人数をお知らせください。
・電話:095−819−7866
・ファックス:095−819−7865
・Eメール:rozaki@nagasaki-u.ac.jp
※当日参加も可能ですが、人数把握のために事前登録へのご協力をお願いします。

5.お問合せ先 〒852-8523 長崎市坂本1−10−10 長崎大学国際連携研究戦略本部(担当:尾崎)