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インフラ長寿命化センターが軍艦島3次元CG化に成功

8月19日、長崎大学大学院工学研究科インフラ長寿命化センター(センター長松田浩教授)は、長崎市からの委託事業である「軍艦島3次元CG」を完成させたことを発表しました。

この事業は2014年2月長崎市経済局文化観光部文化財課から委託されたもので「端島炭坑跡(軍艦島)の保存管理や整備活用に資する資料として活用するため」に行われたものです。
「3次元CG」は同センターがこれまで培ってきた計測技術を応用したもので、無人飛行機を使った空撮を含む約2万8千枚の写真と、約145箇所でのレーザー計測を組み合わせる事で完成させました。実測に基づく「3次元CG」なため、今後画像を使ってコンクリートの劣化や、海水に侵食された深さや崩壊したコンクリートの体積も計算できます。この技術を応用することで「大規模な歴史的構造物の劣化過程を正確に記録する」ことも可能です。

 

【お問い合わせ先】
インフラ長寿命化センター事務局 
〒852-8521 長崎市文教町1-14
TEL: 095-819-2880 FAX: 095-819-2879
E-mail: michimori@ml.nagasaki-u.ac.jp

 松田浩教授

松田浩教授