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工学部の高橋和雄教授が平成20年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞(理解増進部門)」を受賞しました。(工学部)

平成20年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞(理解増進部門)」を受賞

工学部 高橋和雄教授 科学技術賞(理解増進部門) 賞状 科学技術賞(理解増進部門)
工学部
高橋和雄教授
   

工学部社会開発工学科の高橋和雄教授は,平成20年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において,科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました。
同表彰は,科学技術に関する研究開発,理解増進等において顕著な成果を収めた者について,その功績を讃えることにより,科学技術に携わる者の意欲の向上を図り,もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的としています。そのうち理解増進部門は,青少年をはじめ広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与し,又は地域において科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った者を対象としています。
受賞の対象となった業績は,「雲仙火山災害を教訓とした火山防災と復興対策の理解増進」で,災害対策や復興対策がシステム化していない火山災害に関係者が一体となって取り組めるよう,雲仙普賢岳の火山災害の調査研究を行い,報告書や本の刊行,講演会の開催,マスコミへの発表,委員会・審議会への参画,学会等を通じて,広く情報を提供したものです。雲仙では,地域住民,行政,専門家が一体となった災害・復興対策の取り組みに活用されました。また,火山災害対策の立案,火山工学の確立,災害教訓の継承にも活用され,国民の安全を守る火山防災や復興対策の推進に寄与したことが評価されました。
表彰式は,4月15日,虎ノ門パストラル(東京都港区)において行われました。


(工学部)