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東日本大震災・支援活動

福島未来創造支援研究センター

「災害・被ばく医療科学セミナー(グローバル研修)」を開催

2024年02月08日

福島未来創造支援研究センターは福島イノベーション・コースト構想促進事業(「復興知」事業())の一環として、20231128日~30日に災害・被ばく医療科学セミナー(グローバル研修)を福島県浜通りで行いました。

本セミナーは、原子力災害医療を担うグローバル人材を育成することを目的として、台湾の高度被ばく医療を担っている三軍総医院と台北栄民総医院の医師や長崎大学医歯薬学総合研究科の留学生を含む計17名(内オンライン8名)が参加しました。

28日に福島県立医科大学と東京電力廃炉資料館を訪問しました。福島県立医科大学では同大学の山下俊一副学長と長谷川有史教授が「高度被ばく医療センターの紹介と日本における原力災害医療体制について」と題し講演を行いました。東京電力廃炉資料館では東京電力福島第一原子力発電所の事故の経緯や廃炉方法について同施設職員から説明を受けました。

29日は東日本大震災・原子力災害伝承館と震災遺構・浪江町立請戸小学校を施設見学し、本学の高村昇教授と経済産業省の木野正登参事官が双葉町産業交流センターでそれぞれ「東京電力福島第一原子力発電所事故のクライシスコミュニケーションと復興支援」、「東京電力福島第一原子力発電所の廃炉と処理水」と題して講演を行いました。さらに、台北三軍総医院と台北栄民総医院の医師より各病院の紹介と台湾の原子力災害医療システムと台湾の医療体制について講演していただき、その後、両医院の医師と本学の留学生でディスカッションを行いました。

30日は特定廃棄物埋立情報館リプルンふくしまを施設見学し、同施設職員より中間貯蔵施設についての説明を受け、実際にモニタリングフィールドで空間線量率の測定や水質調査を行いました。

 本セミナーでは台湾の医師や長崎大学の留学生が実際に福島県を訪れ、被災地の現状を把握し学んだことを踏まえて原子力医療体制についてディスカッションを行うことができました。本学は次年度も国内外の原子力災害医療に関わる方々を対象としたセミナーを行い、福島県だけでなく国内外の大学や機関等と連携し、福島県浜通り地域における人材育成に向けた取り組みを行っていきます。

災害・被ばく医療科学セミナー(グローバル研修)報告書

 (注):「復興知」事業について

福島イノベーション・コースト構想 (fipo.or.jp)(外部リンク)