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会長挨拶 長崎大学全学同窓会会長 片峰 茂

長崎医学同窓会長 片峰 茂

 昭和51年長崎大学医学部卒業の片峰茂です。現在、長崎大学長の職にあります。去る3月25日、平成22年度長崎大学卒業式の後に開催された全学同窓会評議員会において、2代目の会長に選任されました。現役の学長が同窓会会長を兼ねることには若干の違和感もありましたが、他大学においていくつかの前例があるとのことで、お受けすることといたしました。

 初代の井石哲哉前会長におかれましては、平成17年の全学同窓会設立時から6年もの長きにわたり会長職を務めていただき、全学同窓会を、当初の各学部同窓会のゆるやかな集合体から実質をともなった連合体へと導いていただきました。平成16年の国立大学法人化を機に、それまでの「学部あって大学なし」と揶揄された学部の集合体としての大学から、真の意味の「知の共同体」としての総合大学へと変身を遂げることが喫緊の課題となっている長崎大学にとって、全学同窓会の存在はきわめて大きな意味を持つに至っています。井石前会長のこれまでのご貢献に心より感謝申し上げます。

 全学同窓会の実質化に大きな役割を果たしているのが、年一回、学園祭に併せて文教キャンパスで開催されるホームカミング・デーです。全学部の卒業生が一同に集って旧交を温め、著名人の講演、学生サークルのアトラクションや懇親会を通じて、現役の学生と触れ合い、母校の現状をご理解いただく絶好の機会となっています。今後も、ホームカミング・デーを全学同窓会のactivityの中心に位置づけ、更なる充実を図っていく所存です。

 ところで、本年4月1日をもって長崎大学東京事務所が九段下の寺島文庫ビルに移転し、新たなスタートを切りました。従来の場所よりスペースも広く、同ビルの会議室や喫茶室の使用も可能で、使い勝手がはるかに向上しました。この新東京事務所を活用し、各学部同窓会東京支部の皆様のご協力をいただきながら、首都圏における全学同窓会の拡大を図りたいと考えています。

 国立大学法人化から7年が経過し、長崎大学が、多くの難題を抱える21世紀の世界や日本に光を放つアカデミアとしての発展を展望できるか否か、正念場に差し掛かっています。大学の最大最強の応援団は同窓生の皆様であり、同窓会組織であると確信します。長崎大学全学同窓会の発展に、会員の皆様のお力を貸していただきますことを衷心よりお願い申し上げて、会長就任のごあいさつといたします。