単位制
大学は,授業科目の学修の修了を単位の認定によって行っています。大学を卒業するには,一定の年限内に,学部で定められている一定単位以上を修得する必要があります。
1単位は,教室内外(授業と自宅等の学修)の学修を合わせた標準45時間の学修を要する内容をもって構成されています。授業の実施形態により教室内で行う授業時間数と自宅等の学修を行う時間数が,次のように定められています。
① 通常の講義…教室内での授業時間(講義)15時間+ 授業時間外での学修30時間
② 演習…教室内での授業時間(演習)30時間+ 授業時間外での学修15時間
③ 実験・実習…教室内での授業時間(実験・実習)45時間
※1コマは90分ですが,単位の計算をする場合には,この90分をもって2時間と計算します。
授業に出席し,かつ考査に合格すると1単位もしくは2単位が修得できます。
例えば,講義科目では,15コマ30時間の授業後の定期試験に合格し,2単位が修得できます。単位制の観点から授業には全回出席することが原則です。
教養教育では,講義形態の授業が多いですが,以下の授業科目については,教育効果を考慮して演習又は実習形態の授業としています。
教養ゼミナール科目,スポーツ演習,外国語科目(英語,初習外国語),自由選択科目の一部
留学生用科目(日本語上級Ⅰ,日本語上級Ⅱa,日本語上級Ⅱb)
履修科目の登録の上限
教養教育の履修科目として登録することのできる単位数の上限は,学部(医学部にあっては学科)により異なります。詳しくは,所属学部の学生便覧等で確認してください。
最低修得単位数
卒業までに次に示す最低修得単位数を必ず修得しなければなりません。
各学部において,それぞれ進級条件が設定されていますので,その詳細については,必ず所属学部の指示に従ってください。