考査
授業科目の単位の認定は,考査の結果に基づいて行われます。
考査は,試験(授業時間中に実施する小テストなども含む),論文,レポートなど各授業科目の成果に対する総合的な審査(成績評価の審査)のことです。考査に合格したときに単位が認定されます。
また,成績評価には,平素の学修成績,授業への取組状況等が考慮される場合もあります。
定期試験
定期試験は,各学期末や各クォーターの期間末の試験期間に行われる試験のことです。定期試験は,授業時間割とは別に試験時間割が発表されますので,その試験時間割に従って受験しなければなりません。
ただし,授業科目によっては,定期試験期間外に定期試験に代わる試験が実施されることもあります。定期試験期間外の試験及びレポート提出等については,授業中又は掲示等によって指示されますので授業に出席し,かつ掲示をよく見るようにしてください。
また,授業は全回出席することが原則であり,授業に出席した時数が授業を行った時数の3分の2に達しない授業科目については,受験資格が与えられないので注意してください。なお,忌引,病気その他やむを得ない理由のため欠席した者が所定の証明書等を添えて欠席届を提出したときは,当該欠席時数について考慮することがあります。
成績評価の基準
評語 | 点数等 | 合格/不合格 |
AA | 90点以上 | 合格 |
A | 89点~80点 | |
B | 79点~70点 | |
C | 69点~60点 | |
D | 59点以下 | 不合格 |
認 | 他大学等の既修得単位 他大学等との単位互換 |
成績の発表
教養教育の授業科目の成績は,前期及び第1,2クォーターの科目について9月初旬に,後期及び第3,4クォーターの科目については2月下旬に発表します。成績公開日は教養教育行事予定を参照してください。
成績公開後,速やかに学務情報システム(NU-Webシステム)で成績結果を確認して,成績結果に疑義がある場合は,成績疑義受付期間内(成績公開日後1週間以内)に教養教育事務室に申し出てください。
成績疑義受付期間を過ぎると,受理できないので受付期間に注意してください。
不正行為に関する処置
考査において不正行為を行った者には,教養教育履修規程第14条第4項の規定に基づき「長崎大学における教養教育の考査に係る学生の不正行為の取扱いに関する細則」により必要な処置が行われます。
不正行為の事実が認定された場合は,同細則に規定するとおり,その期に履修した教養教育のすべての授業科目についてその考査を無効とし,その期に修得した単位互換科目(他大学等の授業科目)を含め,すべての単位について教養教育の単位として認めない取扱いとなります。
なお、クォーター制実施に伴い,第1クォーター(又は第3クォーター)の考査で不正行為が確認された学生に対する処置については,前期科目(又は後期)及び第2クォーター(又は第4クォーター)の履修科目を含めてその考査及び履修を無効とし,その期に修得した又は修得する予定であった単位互換科目のすべての単位について教養教育の単位として認めない取扱いとなります。
不正行為又は不正行為と疑われる行為を行わないよう十分に注意してください。カンニングペーパーは見ていなくても,所持しているだけで不正行為とみなします。また,試験監督者の指示に従わないときも,不正行為とみなす場合があります。
※ここで言う考査とは,上記「考査」に示されているもので,かつ,次のいずれかに該当するものです。ただし,単位互換科目については,当該大学等が定める方法によります。
(1)教養教育授業計画書(シラバス)の成績評価の方法欄に記載されたもの。
(2)所定の様式により長崎大学教務委員会委員長に実施の届出があり,かつ,公示されたもの。