特例として外国人留学生を対象に、留学生用科目を開設しています。
教養基礎科目
教養ゼミナール科目
大学入学以前の受動的な学習からの転換を図り,大学における自主的な学修への態度・能力を身につけることが目標です。そのため,知的活動に自主的に取り組む習慣を身につけ,科学的な思考方法と学修・実験のデザイン能力を習得し,レポートと口頭発表等によるプレゼンテーションとディスカッションを通じて適切な自己表現能力を高めることが具体的な教育目標です。
また,大学での学修の入口として,学生と教員及び学生相互のコミュニケーションを図り,ものの見方,考え方の多様性を学修することもねらいです。
情報・データサイエンス科目
新入生が情報処理資源・ネットワーク環境を活用して,主体的に情報を収集,分析,判断,創作及び発信できるようにします。また,このことによって,大学における情報処理資源を活用した教育のための共通基盤となる技術を習得することになります。
健康・スポーツ科学科目
疾病予防や健康づくりに関する科学的な知識や身体運動やスポーツの具体的な実践方法を習得し,生涯にわたって健康な生活が送れるように個々の生活習慣を改善し,実践していく能力を獲得することを目標にしています。
<健康科学>
生活習慣病,青年期の性,睡眠・喫煙,歯周疾患,心の健康,各種感染症等をテーマに疾病や健康に関する基礎知識を習得し,個々が抱える生活習慣の問題点や課題を振り返り,生活習慣を改善していく能力を獲得します。
<スポーツ演習>
身体運動の効果や実践方法又はスポーツの文化,ルール,技術を習得し,生涯にわたって身体運動やスポーツに親しむことのできる基礎知識や技能を獲得します。
キャリア教育科目
職業選択だけでない人生・生き方全般に関する知識や技能を養うと共に,自己の個性を理解し,主体的に進路を選択する能力や態度を育てることを目的にしています。将来を広い視野で捉えられるように,入学直後から,選択科目や学部の専門科目と連携しながら体系的・総合的に展開されます。
外国語科目
国際化が進む中,世界の人々と積極的にコミュニケーションを図り,言語を取り巻く文化についての理解を深めるための外国語能力の向上を目指しています。
※留学生の場合,入学当初に届け出た「母語」が,外国語科目として開講される外国語の中にあるときは,当該外国語を履修することができません。
<英語>
〇英語コミュニケーションⅠ,Ⅱ(※多文化社会学部はⅠ~Ⅲ)
基礎的英語運用能力を高めることを目標にしています。言語と文化に対する理解を深めるだけでなく,日常の事柄や国際社会での出来事に関して,スピーキング又はライティング活動によって意見を表現できるようにします。
〇総合英語Ⅰ,Ⅱ(※多文化社会学部はⅠ~Ⅲ)
リーディング,リスニング,スピーキング,ライティングの4技能をバランスよく高めます。リーディングにおいては,英語の記事や文章を速読,精読できるようにします。リスニングにおいては,e-learning教材等を用い,リスニング力に関わる基礎的スキルを身につけることを目標とします。ライティングは,レベルに応じて,一文における英訳から基礎的パラグラフライティングまでを習得します。
< 初習外国語 >(多文化社会学部(オランダ特別コースを除く),環境科学部,水産学部のみ)
〇ドイツ語,フランス語,中国語及び韓国語Ⅰ,Ⅱ(※多文化社会学部(オランダ特別コースを除く)はⅠ~Ⅳ)
積極的な学生参加型授業を行います。各言語の基本文法を理解し,基礎的な会話文でコミュニケーションができることを目標とします。さらに,各言語の特徴に即した発音及びリスニング力を身につけます。また,各国の文化・社会についての理解を深め,基礎的な文章読解やライティングの能力も高めます。
プラネタリーヘルス科目
長崎大学は,人類と地球の抱える多様で相互に連関する問題群の解決に向けて,入門から専門科目との橋渡しを通して,地球規模の課題への取組や,その重要性について多方面から捉えて学び,プラネタリーヘルスに向き合う姿勢「プラネタリーヘルスマインド」を涵養します。
プラネタリーヘルス入門科目
異なる分野で活躍する複数の教員が,それぞれの視点で地球規模の課題への取組とその重要性について講義し,環境変化と地球の健康との間にある重要なつながりについての理解をねらいとするオムニバス形式の科目です。
プラネタリーヘルスⅠ科目
学生がそれぞれの興味・関心に従ってテーマを選び,理解を深めることを目標とするモジュール形式の科目です。
プラネタリーヘルスⅡ科目
専門教育との橋渡しとして理解を深めることを目標とする所属学部が開設する科目です。
選択科目
21世紀の社会で活躍できるために必要な知識や技法を学ぶために幅広い科目が開設されています。それぞれの科目のねらいを理解し,自分が履修したいと思う科目を選んで履修してください。
ただし,学部で定められた各科目区分の単位数を必ず修得しなければなりません。
人文・社会科学科目
生命・自然科学科目
社会連携・キャリア教育関連科目
言語・異文化理解科目
留学支援コーディネート科目
自由科目
教職課程関連科目
教育職員免許状の取得が可能な学部の学生が,教育職員免許状を取得するためには,教育職員免許法等に従って必要科目を履修し,単位を修得しなければなりません。
留学生用科目
外国人留学生等が学部レベルの科目履修に必要な日本語能力を高めると共に,現代日本社会についての幅広い知識が得られるようにします。
日本語上級Ⅰ,日本語上級Ⅱa,日本語上級Ⅱb
既有の日本語能力を土台にして,学部での履修に必要な,より高度な日本語能力を身につけます。プレースメントテストの結果に基づき受講の必要性及び受講科目等を指導します。
日本事情
日本社会の様々な側面について学ぶことにより,現代日本事情についての理解を深めます。