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一般社団法人日本放射線看護学会第7回学術集会

「看護師と放射線との関わりは、自らも被爆しながら被災者をケアした広島長崎の看護師に始まります。」と学会のホームページにあるように、放射線看護がこの地から始まりました。現代の医療において放射線利用は欠かせないものであり、多くの看護職者は日々、放射線診療を受ける対象者と関わっています。そして、東日本大震災後の東京電力福島第一原子力発電所事故においては放射線被ばくや健康影響に関する知識の重要性を痛感いたしました。放射線看護の専門家育成のための学術的基盤として2012年に設立し、今年4月に一般社団法人となりました。
長崎での開催は2013年に続き2回目となります。エビデンスを蓄積し、放射線看護学の確立を目指すためにもその大きな通過点になることを期待いたします。

チラシ

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【会 期】 2018年9月8日(土)、9日(日)
【会 場】 長崎大学医学部良順会館、医学部記念講堂(坂本キャンパス)
  〒852-8523 長崎市坂本1-12-4
【テーマ】 つなぐ つむぐ おりなす 放射線看護学

〜すべての看護職者の学びの集積から〜

9月8日(土)9:00〜17:00
  ○プロローグ:母の思いをつなぐ
  演者 大野洋子
  ○基調講演:放射線看護に関わる最近の話題と日本放射線看護学会の役割・取り組み
  演者 草間朋子(日本放射線看護学会理事長、東京医療保健大学)

○シンポジウム1:多職種連携でつむぐ放射線看護学

○交流集会1:長崎原爆投下時における看護師宮崎トミホ氏の看護活動を振り返り、その偉大な功績を偲ぶ

○一般演題(口演・示説)
  9月9日(日)8:50〜14:20

○シンポジウム2:共同大学院の学びからおりなす放射線看護学

〜災害被ばく医療科学共同専攻修了生の将来へのビジョン〜

○特別講演:放射線災害と向き合って

演者 山下俊一(長崎大学原爆後障害医療研究所)  

○教育講演:放射線量を読み解き、人体への健康影響を理解する

演者 松田尚樹(長崎大学原爆後障害医療研究所)

○国際シンポジウム:放射線看護を世界へ発信する

○学会企画 放射線看護の臨床研究をかたちにする

○交流集会2 放射線診療における看護師と診療放射線技師の協働

○一般演題(口演・示説)
【問合せ先】 学術集会事務局(rnsj7.nagasaki@gmail.com)