長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科では、エボラウイルス病等の研究及び疾病対策の人材育成において多大な貢献をし,第3回野口英世アフリカ賞を受賞されたムエンベ=タムフム博士をお招きして公開講座を開催します。 ムエンベ=タムフム博士は,コンゴ民主共和国において50年以上にわたり、研究及び人材を育成してきました。博士は、1976年にエボラウイルスを発見したチームのひとりで、コンゴ民主共和国において50年以上にわたり、エボラウイルス病等の研究及び疾病対策の人材育成に多大な貢献をされました。その功績が認められ、日本政府は今年4月、第3回野口英世アフリカ賞を医学研究分野で授与することを決定し、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)の開催に合わせ、8月30日(金)に東京都内で授賞式が開催される予定です。 世界保健機関(WHO)が先日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC: Public Health Emergency of International Concern)」に該当する旨を宣言したコンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生についても、新体制の中で指揮をとられています。 当日はコンゴ民主共和国において、エボラウイルス病等の研究および疾病対策の人材育成等に従事されてきたムエンベ博士のこれまでの経験をもとにご講演いただきます。 ただし、上記のとおり、現在WHOから緊急事態宣言が出されており、その対応にもあたっているため、当講座は急遽中止となる場合もあります。 また、記者会見や取材についても対応できない場合がありますのでご留意願います。
記
開催日時 : 令和元年9月3日(火)17:30〜18:30 開催場所 : 長崎大学医学部良順会館 ボードインホール (長崎大学坂本キャンパス:長崎市坂本1丁目12-4)
【お問い合わせ先】 長崎大学熱帯医学研究支援課 総務班 電話番号 095-819-7803 E-mail soumu_nekken@ml.nagasaki-u.ac.jp
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