2024年03月15日(金曜)
多文化社会学部の河村有教准教授のゼミ生による一般公開セミナーを開催します。
今回のセミナーのテーマは「子どもの権利と法について考える」です。
河村ゼミでは前期・後期の始めに、学生たちがテーマを話し合いで決めます。前期ゼミでは「子どもと法」をテーマとし、後期ゼミでは「子どもと人権」に関する学びをさらに深めたいとリクエストもあり「少年法」をテーマとしました。具体的には、2022年4月に改正された民法上の「成年年齢」の引き下げや少年法の18歳、19歳の「特定少年」の位置づけなどについて、文献を通じて法律の観点から学んできました。また、2月には、長崎刑務所(諫早市)と沖縄刑務所(南城市)と沖縄の少年院(糸満市)を視察し、実際の施設の運営や環境を目で見て学び、それぞれの制度の理解を深めました。
大学生の学びの成果をお聞きいただき、改めて「子どもの権利と法」について考える機会になればと考えています。