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アジア環境レジリエンス研究センター(ARC)設立記念シンポジウム「環境レジリエンス研究の展開〜環境共生社会の実現に向けて〜」

様々な地球環境問題が顕在化する中、環境変動に対する社会の適応のあり方と対策を検討することが喫緊の課題となっており、その課題を解決するためには、変化を抑制する従来の緩和策に加え、変化を予測し様々なリスクに適応できるレジリエンスの社会の実装に資する対策を検討することが重要であり、その対策を導出するためには、既存の学問分野の垣根を超えた学際的研究体制の構築が不可欠です。

本シンポジウムは、2016年度に先の研究体制の構築に向けて、長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科にアジア環境レジリエンス研究センター(ARC)が設置されたことを記念して開催されるものです。

具体的には、水産科学と環境科学の協働のもと、社会科学と自然科学が融合する学際的研究組織による、多次元融合の環境レジリエンス研究のロードマップを描くスタートとして企画され、そうした体制から生まれる様々な融合研究は、社会経済システムと自然環境システムを統合したレジリエントな社会環境システムへの道を開く成果を生み出すことが期待されています。

 

【開催日時】平成28年12月6日(火)14:00〜16:00

【開催場所】長崎大学文教スカイホール

【プログラム】

14:00〜14:05 開会挨拶 片峰 茂氏(長崎大学学長)
14:05〜14:10 来賓挨拶 金澤秀三郎氏(雲仙市長)
14:10〜14:30 アジア環境レジリエンス研究センターの概要説明
  馬越孝道氏(アジア環境レジリエンス研究センター長)
14:30〜15:10 記念講演「協働知創造のレジリエンス」
  清水美香氏(京都大学学際融合教育研究推進センター特定准教授)
15:20〜15:55 パネルディスカッション
  テーマ「レジリエントな社会の形成に向けた地域と大学が果たす役割」
  モデレーター
  渡辺貴史氏(ARC環境教育研究部門長)
  パネリスト
  萩原篤志氏(水産・環境科学総合研究科長)
中川 啓氏(水産・環境科学総合研究科教授)
黒田 暁氏(水産・環境科学総合研究科准教授)
  コメンテーター
  清水美香氏
15:55〜16:00 閉会挨拶 山下樹三裕氏(長崎大学環境科学部長)

【お申込み】
電話・ファックス・Eメールのいずれかにてお名前と人数をお知らせください。
・電 話  095−819−2713
・FAX  095−819−2716
・Eメール env_info@ml.nagasaki-u.ac.jp
※当日参加も可能ですが、人数把握のため事前登録へのご協力をお願いします。

【お問い合わせ】
〒852-8521 長崎市文教町1番14号
長崎大学文教地区事務部総務課環境科学部総務班(担当:平田)

チラシ