大学案内Guidance
長崎大学は、2020年、新たなステージに入りました。4月に開設された情報データ科学部を含め10学部、7研究科、3学域すべてが向かうべき方向として「プラネタリーヘルス」(地球の健康)を掲げ、力強く生き残る人材の育成、多様性を生かした世界トップレベルの研究に打ち込む方針を打ち出しました。4月から月1回、合計8回にわたり特集が掲載されます。
「プラネタリーヘルス(地球の健康)」を全学共通のテーマに掲げる長崎大学。その取り組みが本格化する2021年4月からの教養教育カリキュラムや研究方針について,統括する担当理事に聞きました。
グリーンケミストリーとケミカルバイオロジー分野の未来を引き継ぐ世代の研究者2人にプラネタリーヘルスを軸にした連携研究の可能性について聞きました。
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※紙面訂正 : 上から6段目,左から12行目 誤)五島に打ち寄せる 正)対馬に打ち寄せる
プラネタリーヘルスの全学的な取り組みをまとめる政策企画室のメンバーと担当副学長が集まり,座談会を実施しました。テーマは「地球の健康のために長崎大学ができること~プラネタリーヘルスについて考える~」
プラネタリーヘルス5つのテーマ
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征矢野清教授(長崎大学環東シナ海環境資源研究センター長)と田中義正教授(先端創薬イノベーションセンター長)が長年,水産系で蓄積された知見を活用した「アカデミア創薬」の挑戦など長崎大学の独自の研究,地域性を活かした取り組みを紹介します。
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髙村昇教授(原爆後障害医療研究所)と吉田文彦センター長(核兵器廃絶研究センター)が放射線医療の研究成果や被災地復興,核兵器廃絶に向けた取り組みについて紹介します。
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小林透副学長(情報担当)と山下淳司センター長(FFGアントレプレナーシップセンター)が情報人材育成,アントレプレナーシップ教育について紹介します。
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森田公一所長(熱帯医学研究所)と北潔研究科長(熱帯医学・グローバルヘルス研究科)が世界トップレベルの感染症研究,地球規模の課題と向き合うグローバルな人材育成の取り組みについて紹介します。
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長崎大学の河野茂学長と、通販大手ジャパネットたかたの創業者で「A and Live」の髙田明社長が、大学の目指すべき姿や人材育成、企業と教育の連携などについて語り合いました。
地球環境に多大な影響を及ぼす人間の政治、経済、社会システムに真摯に向き合い、人の健康と地球環境の密接な関係に注目することを通して、健康、福祉の増進と公平な社会を目指すこととされる。
地球温暖化、宗教や政治の対立、核兵器の存在など、地球の健康を脅かす課題が山積する中、長崎大学は、熱帯医学、感染症、放射線医療科学分野での優れた実績も基盤にしつつ、全学部が英知を結集し、プラネタリーヘルスを実現するための取り組みを進めていく考え。
長崎大学「Planetary Health」のロゴマークが決定