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学長室

ミャンマー国保健省医科学局及び医学研究局と長崎大学間での学術交流協定調印式における学長挨拶

2007年02月20日

保健省副大臣パイン・ソウ閣下,医科学局総長タン・ミン博士,医学研究局総長代理(下部ミャンマー)チョウ・ミン博士,ご来賓の皆様;
本日のこの調印式にお招きいただきまして誠に有り難うございます。日本は貴国ミャンマーとは16世紀以来こんにちまでの長いあいだ,密接で,かつきわめて友好的な関係を維持してまいりました。
私たち日本人は賢明で,かつ平和を尊ぶ国民性のミャンマーの方々を尊敬いたしております。
このたび,医科学局及び医学研究局(下部ミャンマー)と長崎大学の間で学術交流協定を締結できたことは,長崎大学の大きな喜びであります。
1980年代から,私たちはあらゆる機会を捉えて医科学の分野で研究協力を推し進めてきました。
私たちの強固な協力により,これまで30回以上の相互交流が小路武彦教授,岡田茂名誉教授,ポール中根名誉教授らによってなされてきました。
貴研究所の皆様とわが長崎大学の研究者が今後ミャンマーで,あるいは長崎で共同研究し,またお互いに意見を交換できることは医科学研究の国際拠点を目指している長崎大学をおおいに力づけてくれます。
これからの5年間に期待される進展を考えるとき,私はこの協定締結が素晴らしい成果をもたらし,また医科学分野の両国の研究者,とくに若手研究者の育成に資することを確信します。
最後になりましたが,今回の調印式実現に到るまでの関係の皆様のご努力に心から感謝申し上げます。
有難うございました。

 

学術交流協定調印式


前列左から,長崎大学副学長小路武彦,長崎大学長齋藤寛,ミャンマー保健省副大臣パイン・ソウ閣下,医学研究局総長代理チョン・ミン博士,医科学局総長タン・ミン博士。

長崎大学長   齋 藤   寛

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