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学長室

「ウクライナ医学アカデミー内分泌代謝研究所」,「同放射線医学研究所」並びにカザフスタン共和国「セミパラチンスク医科大学」との学術交流協定更新調印式における学長挨拶

2008年02月01日

尊敬するウクライナ国のウクライナ医学アカデミー内分泌代謝研究所ミコラ・トロンコ所長,同放射線医学研究所ナタリヤ・コロル教授並びにカザフスタン共和国のセミパラチンスク医科大学トレベイ・ラヒンベコフ学長;
本日,ここに,3つの大学・研究所と長崎大学の間で学術交流協定を更新できましたことを大変うれしく,また誇りに思います。

また,本日は,昨年中に学術交流協定の更新延長に署名いただきましたベラルーシ医科大学パベル・ベスパルチュック学長及びロシア連邦オブニンスク放射線医学研究所ビクトル・イワノフ副所長のご臨席をいただいております。厚くお礼申し上げます。

長崎大学とウクライナ医学アカデミー内分泌代謝研究所及び放射線医学研究所は2003年2月に長崎で行われた21世紀 COEシンポジウムの際に学術交流協定を締結し,以来今日まで5年間にわたって非常に活発な交流を継続してまいりました。私も2003年に長崎ヒバクシャ医療国際協力会の井石哲哉会長らとウクライナを訪問し,両研究所の活発な活動状況を目の当たりにすることができました。

また,カザフスタン共和国のセミパラチンスク医科大学とは1998年3月に大学間学術交流協定を締結し,以来今日まで 10年間の長きにわたって活発な交流を継続し,現地医学生への長崎賞を毎年授与してきました。2000年8月に私はセミパラチンスク医科大学名誉博士に任じられましたが,これは私のもっとも名誉とするところです。

本日ご出席の皆様の強いリーダーシップの下,私どもとの学術交流が滞りなく行われてきたことにより,今後5年間の学術交流協定を更新できたのであります。皆様に改めてお礼申し上げます。

昨日からグローバルCOE「放射線健康リスク制御国際戦略拠点」の第1回国際シンポジウムが長崎で行われています。このシンポジウムは,本グローバルCOEのスタート点であります。
本日,並びに昨年,学術交流協定を更新し,本日ここにそのリーダーがいらっしゃる5つの大学・研究所と長崎大学の研究協力により,放射線と健康問題に関して世界をリードする研究を推進できることを心から喜び,また,研究の成功を確信しております。

有難うございました。

長崎大学長   齋 藤   寛

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