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東日本大震災・支援活動

福島未来創造支援研究センター

歯学部が医療・介護職向けに摂食・嚥下ケアハンドブックを作成

2013年04月18日

  長崎大学歯学部は、医療・介護関係職の方々が現場で活用できる「支援者のための摂食・嚥下ケアハンドブック」を作成した。一般社団法人国立大学協会の公募事業「平成24年度震災復興・日本再生支援事業」の採択を受け、福島県相双福祉保健事務所(南相馬市)と協同で実施している「福島県相双地域における医療・介護職向け嚥下(えんげ)リハビリ支援事業」の一環。
  福島県相双地域では、保健福祉事務所により仮設訪問やサロン活動が継続されているが、日常のムセや嚥下障害の問題を抱えているケースに遭遇する機会が少なくなく、対応に当たる看護師、保健師、栄養士、歯科医師、歯科衛生士等の支援者は、摂食嚥下の正しい知識、嚥下障害への対応法の習得が急務となっている。
  こうしたなか、東日本大震災の際の医療支援活動を契機として交流が続いている本学に相双福祉保健事務所から要請があり、医療・介護関連職種を対象とした摂食嚥下研修会を12年度に3回にわたり実施。また、研修会終了後も継続した活動が維持できるよう支援することを目的として、当該地域の実情に合わせた摂食嚥下ハンドブックを作成した。今後、当該自治体・地域において実際の支援に活用される予定。

 

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■元記事
福島県相双地域 医療・介護職向けの摂食・嚥下ケアハンドブックを作成しました