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公開シンポジウム「平和教育のこれから:ハワイと長崎をつないで」

公開シンポジウム「平和教育のこれから:ハワイと長崎をつないで」

日時:2019年5月28日(火)18:00〜20:30
会場:長崎大学文教キャンパス グローバル教育棟4階 文教スカイホール

プログラム:
8:00〜18:05 
趣旨説明・問題提起
白井章詞 (長崎大学多文化社会学部・准教授)

18:05〜18:25 
講演「平和の表と裏─もしもトランプ大統領が原爆資料館を見学したら─」
青来有一(長崎大学核兵器廃絶センター客員教授・作家・元長崎原爆資料館長)

18:25〜19:35  事例報告
〇ハワイの事例1
「パールハーバーにおけるプログレッシブ平和学習プログラム〜若者が平和創造イノベーターになるために〜」
Frank Middleton(Education Coordinator at National Park Service)
鶴見剛(Hawaii Innovative Knowledge Institute [HIKI] 代表)
〇ハワイの事例2
「地域社会活性化のための平和構築」
Jose Barzola(ハワイ大学スパーク・マツナガ平和研究所研究員・NPO法人Ceeds of Peaceディレクター)
〇日本(長崎)の事例1
「純心女子高校生の取り組み」
森ひばり(純心女子高等学校3年・生徒会長)
〇日本(長崎)の事例2
「多文化社会学部・学部生の取り組み」
永江早紀(長崎大学多文化社会学部4年)

19:35〜19:55 
研究報告「戦争と国家性 ― 中東は一体どうなっているか ―」
ギュルベヤズ・アブドゥルラッハマン (長崎大学多文化社会学部・准教授)

19:55〜20:25 
ディスカッション
司会:鶴見剛

20:25〜20:30 
閉会の挨拶
葉柳和則 (長崎大学多文化社会学部・学部長)


概要:
このシンポジウムでは、「ハワイと長崎との協働による平和教育実現の可能性」とそれを担う「若者の取り組みと挑戦」に焦点をあて、ハワイ・長崎それぞれの地域における平和教育の現状を紹介し、今後の展開を模索します。長崎大学多文化社会学部が主催するインターンシッププログラムの受入れ先の1つであるパールハーバーから講師をお招きしています。
前半は、日本における平和教育の中心的存在とも言える原爆資料館の取り組み、パールハーバーにおける新しい平和教育の立ち上げにむけた取り組み、そして開発が進むハワイが抱える課題と向き合った平和教育の取り組みを取り上げます。
後半は、長崎で核兵器廃絶や平和教育に取り組む若者たちの実践、更には平和・平和教育を考えるうえで、未だ戦禍の絶えない中東地区の現状について紹介します。更にパネルディスカッションでは、ハワイと長崎における実践事例をもとに、国境をこえて互いの知見を融合し、新たな平和教育の展望を目指して意見交換を行ないます。


※ どなたでもご自由に参加いただけます。


シンポジウムポスター
※クリックで拡大(PDF:1.22MB)