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核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU-NC)が発足

10月4日,長崎大学において核兵器廃絶長崎連絡協議会(PCU Nagasaki Council for Nuclear Weapons Abolition;PCU-NC)の設立総会及び上掲式が挙行されました。

本年4月,核兵器廃絶を願う市民と地域に開かれたシンクタンクとして長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)が開設されたことを機に,それぞれ取り組みを行ってきた長崎県,長崎市、長崎大学の三者が一体となり核兵器廃絶を目指すための枠組み構築が構想され,この度PCU-NCとして発足したものです。また,県・市・大学に加え,長崎平和推進協会及び国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館も特別会員として参画することになりました。

設立総会では,会長に調漸 長崎大学理事・副学長を,副会長に永川重幸 長崎県企画振興部長及び中村明俊 長崎原爆資料館長を,監事に智多正信 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館長をそれぞれ選出したほか,今後の活動等について審議を行いました。また,中村法道長崎県知事,田上富久長崎市長及び片峰茂長崎大学長の顧問就任も併せて決まりました。

引続き行われた上掲式には,田上市長も出席し,調会長,永川副会長,中村副会長,智多監事及び多以良光善 長崎平和推進協会事務局長と共に,事務局が置かれるRECNAの建物にPCU-NCの看板を取付けました。

PCU-NCは,シンクタンクであるRECNAと連携して,専門家による市民向けの講演会等の実施や情報発信,次世代を担う人材の育成,国内外の平和・軍縮研究機関等のネットワークの構築の支援等,核兵器廃絶実現を目指した事業に取り組んでいきます。

 

※英語協議会名中の「PCU」は県(Prefecture)・市(City)・大学(University)の協同を意味しますが,各語には展開せず常に一語として扱います。

看板上掲の様子
看板上掲式

看板の前で固く結束の握手を交わす様子
看板の前で固く結束の握手を交わす様子