離島歯科保健医療研究所開所式を挙行しました。（医歯薬学総合研究科歯学系事務室）

離島歯科保健医療研究所開所式を挙行

式辞を述べる林歯学部長	挨拶する中尾五島市長
看板除幕式の様子

５月３１日，歯学部は，長崎大学歯学部離島歯科保健医療研究所の開所式を五島市富江町で挙行しました。
同研究所は，昨年１１月に歯学部と五島市の間で取り交わした「歯科保健に係る連携・協力に関する覚書」に基づき，五島市が旧富江歯科診療所を改修し，同学部に無償貸与したもので，学生の離島実習，福祉実習及び調査研究の拠点及び地域保健の拠点として活用します。また今後，二次離島での歯科保健医療充実を図る拠点となるものです。
開所式には，本学及び五島市，福江南松歯科医師会関係者等，約３０名が出席し，中尾郁子五島市長から「市が待ち望んでいた研究所が開所し大変嬉しく思っている。特に高齢化が著しく，歯科診療所のない小離島における歯科医療振興は本市の健康政策に欠かせないものであり，ぜひ市民の皆さんの助けになっていただきたい」との挨拶があり，本研究所の活用に大きな期待が寄せられました。
その後，調漸理事，林善彦歯学部長，中尾市長，熊川長吉五島市議会議長，福江南松歯科医師会の
山田和道副会長による看板の除幕式と，研究所の見学が行なわれました。

（平成２２年６月 医歯薬学総合研究科歯学系事務室）

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