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「長崎平和大学〜平和と長崎の歴史を学ぶバスハイク〜」を開催しました。(研究国際部国際交流課)

「長崎平和大学〜平和と長崎の歴史を学ぶバスハイク〜」を開催

被爆体験講話者に質問する留学生 平和公園の見学
被爆体験講話者に質問する留学生 平和公園の見学

長崎大学や県内の大学等で組織する長崎地域留学生交流推進会議は,6月5日,「長崎平和大学〜平和と長崎の歴史を学ぶバスハイク〜」を開催しました。このバスハイクは,長崎県内の大学に新規渡日した留学生に,留学地である長崎への理解を深めさせるために,同会議が主催し,財団法人中島記念国際交流財団の助成,長崎県交通局(長崎県営バス)の協力を受けて,昨年度から春と秋の年2回実施しているものです。第3回目の開催となる今回は,長崎県内の8大学から17カ国,389名の留学生が参加しました。
留学生は,午前中に本学中部講堂で行われた被爆体験講話に参加しました。今回は,先月ニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議において被爆証言をされた,谷口稜嘩(たにぐちすみてる)さんを講話者にお迎えしました。留学生は谷口さんの講話に熱心に耳を傾け,終了後には,質問が相次ぎました。
午後からは,平和案内人(ボランティアガイド)の説明を受けながら平和公園を中心に被爆遺構の見学を行い,平和への思いを新たにするだけでなく,長崎市民である平和案内人と交流を深めることができました。その後留学生は,長崎原爆資料館と長崎歴史文化博物館の見学を通して,平和と長崎の歴史について学習し,これから第二の故郷となる留学地長崎への理解を深めました。
本年秋には10月新規渡日留学生を対象に,再度開催する予定です。


(平成22年6月 研究国際部国際交流課)